内容説明
同期に関する専門書の決定版。前半では、数式を使用せずに同期現象を記述。定性的で直感的に理解できることに重点を置き、同期現象にみられる主要な効果は実験例や図などを用いて説明。歴史的な経緯についても言及。後半では同期の効果を厳密かつ体系立てて詳述。周期振動子、カオス振動子、大規模集団、振動媒質などを紹介。
目次
導入
第1部 同期:数式を用いない方法(基本概念:自律振動子とその位相;外力による周期振動子の同期;二つあるいは多数の振動子の同期 ほか)
第2部 位相ロッキングと周波数引き込み(周期外力による周期振動子の同期;相互作用する二つの周期振動子における相互同期;ノイズの存在下における同期 ほか)
第3部 カオスシステムの同期(完全同期(基本概念;一般化と複雑系)
外力による複雑ダイナミクスの同期)
著者等紹介
ピコフスキー,アルカディ[ピコフスキー,アルカディ][Pikovsky,Arkady]
ゴルキー(Gorky)州立大学にて電波物理学および物理学専攻。ロシア科学アカデミーにて博士号(テーマはカオス理論と非線形動力学)取得。ウッパータル(Wuppertal)大学・フンボルト財団研究員、マックス・プランク研究所・非線形動力学グループ・研究員を経て、現在、ポツダム大学・統計物理とカオス理論グループ・教授
ローゼンブラム,ミヒャエル[ローゼンブラム,ミヒャエル][Rosenblum,Michael]
モスクワ教育大学にて物理学専攻。ロシア科学アカデミー・機械工学研究所にて博士号(物理数学)取得。ボストン大学・客員研究員、マックス・プランク研究所・非線形動力学グループ・フンボルト財団研究員を経て、1997年よりポツダム大学・物理学科・研究員
クルツ,ユルゲン[クルツ,ユルゲン][Kurths,J¨urgen]
ロストック(Rostock)大学にて数学専攻。東ドイツアカデミー・太陽地球物理学研究所(後の宇宙物理学研究所)へ移り、博士号(物理学)取得。マックス・プランク協会・非線形動力学グループ所長、ポツダム大学・非線形動力学グループ・教授および複雑系融合領域センター所長を経て、現在、ポツダム気候影響研究所(Potsdam Institute for Climate Impact Research)・研究領域主任およびフンボルト大学・物理学科・教授
徳田功[トクダイサオ]
筑波大学にて物理学専攻。東京大学にて博士号(工学)取得。室蘭工業大学・工学部・助手、同助教授、ポツダム大学・非線形動力学グループ・フンボルト財団研究員を経て、北陸先端科学技術大学院大学・情報科学研究科・准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



