出版社内容情報
役に立たない、金にならない、特許にならない研究。でもその中にこそ「科学者魂」ともいうべき志を持った熱い研究があります。本書では「科学者魂」あふれる5人の著者が、身近なものでできる魅力的な実験を紹介しています。研究本来の面白さを思い出させる一冊。これから研究を志す学生から研究者まで、幅広い方が読者対象です。
内容説明
金にならない、企業が興味をもたない研究。しかし、無茶苦茶に面白い研究と実験で科学者の志を示す根性の書。
目次
1 ビッグサイエンス、ハイテクノロジーと一線を画す科学(パーコレーションとインテリジェント材料―不思議で単純な“つながりの科学”を使う;原始的バイオセンサー;界面を活用した動力)
2 サステイナビリティを目指す科学(サステイナブルを理解する;ありふれたもので光らせる;天然淡水製造装置;旱魃に強い種をつくる ほか)
著者等紹介
佐々木聰[ササキサトシ]
博士(工学)。現職、東京工科大学応用生物学部准教授
雨宮隆[アメミヤタカシ]
博士(工学)。現職、横浜国立大学大学院環境情報研究院自然環境と情報部門准教授
鴨下顕彦[カモシタアキヒコ]
Ph.D.現職、東京大学アジア生物資源環境研究センター地域資源評価研究室准教授
露本伊佐男[ツユモトイサオ]
博士(工学)。現職、金沢工業大学バイオ・化学部応用化学科准教授
中田聡[ナカタサトシ]
理学博士。現職、広島大学大学院理学研究科数理分子生命理学専攻教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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