感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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2009年1月初版。テーマ別編集の「読む事典」。『文化人類学最新述語100』はこの本ができるまでの繋ぎに作ったと、わたしがまだ学部生のころに講師で来てたおっちゃんが言ってたような気がするけど、記憶違いかもしれません。まだ出たてということもあり、基礎的な事項からホットなテーマまでよく網羅されている印象でした。2010/01/26
メルセ・ひすい
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「生きる」「暮らす」「つながる」など18のキーワード(やまとことばの動詞)をさらに約20項目にわけ、文化人類学的な視点から解説する。グローバル化時代の文化人類学の全体像を示す「読む」事典。この新しい学問は人類の進化、生物学的側面を研究する理系の「自然人類学」と人類の社会的、文化的側面を研究する文系の「文化人類学(社会人類学)」とわかれるのです。しかし、理系・文系と分けるのは甚だ日本的でだから欧米に遅れるんです。数学的思考はすべてにわたるんですよ!2009/03/25