出版社内容情報
"""生きているってどういうこと?"" ""健康とは?"" ""病気とは?""・・・
医療系学生にこそ知ってほしい医療の根本となる生物学の基礎知識をわかりやすく解説した入門書.実際に著者が教鞭をとっていた際の講義ノートをもとに,学生の反響が大きかったところ,質問や理解しにくかったところなどを精選し,本当に学生が知り得たい情報を掲載した.本書を読めば,今まで生物を学んでこなかった学生は,広く基礎を習得できるので専門の勉強への素地ができるだろう.医療系の道を志そうとする人は,健康と病気について知ることができ,幅広い視野で,"
目次
第1部 生命とは何か(生命を探る―私たちは、どのように生きているの?;生命現象を支える物質;核酸―生命の本質)
第2部 遺伝とは何か(遺伝情報はどのように伝わるの?;遺伝子と病気;がんについて詳しく知ろう)
第3部 くすりとは何か(くすりについて;ジェネリック医薬品;サプリメントと保健機能食品)
第4部 発達する医療技術(バイオテクノロジーについて学ぼう;クローン技術;医療に役立つクローン技術;暮らしを変えるバイオテクノロジー;遺伝子診断;遺伝子治療;進歩した画像診断技術)
第5部 未来医療はどうなるか(超高齢化社会の到来;変わる未来医療;医学教育や医師となるまで)
著者等紹介
都河明子[ツガワアキコ]
東京大学理学部生物化学科卒業、医学博士。現在、東京大学特任教授。専門、分子生物学、医学教育、科学とジェンダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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