目次
講義一日目 材料と建設プロセス
講義二日目 力と形
講義三日目 運動と形
著者等紹介
金箱温春[カネバコヨシハル]
1953年長野市生まれ。1975年東京工業大学工学部建築学科卒業。1977年東京工業大学大学院総合理工学研究科修了。横山建築構造設計事務所。1992年金箱構造設計事務所設立。現在、東京工業大学、神奈川大学非常勤講師。主な構造設計担当作品:京都駅ビル、潟博物館、兵庫県立美術館、平和記念資料館、広島市立基町高等学校、青森県立美術館、ぐんま昆虫の森、釧路こども遊学館、表参道ヒルズ、リーテム東京工場、日本盲導犬総合センターなど。JSCA賞、日本免震構造協会作品賞、東北建築賞、松井源吾賞、北海道建築賞、日本建築学会作品選奨などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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新田新一
29
図書館で見つけた本です。たまには自分に馴染みのない分野の本も読んでみようと思いました。サンチャゴ・カラトラバはスペインの建築家です。本書は彼のマサチューセッツ工科大学での講義をまとめたものです。専門的な個所は理解しにくかったのですが、全体として非常に面白くて未知の世界の一端に触れることができました。特に興味深いのは、カラトラバが建物の設計をするときに、人体を念頭に置くこと。71ページに人間の体の構造から建築のアイディアを読み取るとあります。無機的なものに思えた建築を身近なものに感じられるようになりました。2024/12/02
TAKAMI
1
建築に限らず芸術や土木、航空力学まで学んだサンティアゴ・カラトラバによるハーバードでの短期講義録。構造の美しさがそのまま意匠の美しさに繋げられるという、極めてまれな人にしかできない美の追究を行っているクリエイターだと感じた。こんな人がいると知って、あまりにショッキング。2013/11/03
六花
0
内藤廣と似てる気する 2022/09/22