内容説明
世界中でもっとも広く用いられ、定評があるオールカラーの組織学教科書。細胞生物学、分子生物学、ゲノミクスの知見も取り入れ、医学生にとって必要かつ十分な知識を、簡潔にわかりやすく記述。本版では、すべての章で新しい知見を取り入れている。600以上の図や写真を使って、細胞・組織の構造と機能の関係および概念を効率的に学ぶことができる。随所に「臨床応用」が挿入されている。
目次
組織学とその研究方法
細胞質
細胞核
上皮組織
結合組織
脂胞組織
軟骨
骨
神経組織と神経系
筋組織〔ほか〕
著者等紹介
坂井建雄[サカイタツオ]
1953年大阪府生まれ。1978年東京大学医学部卒業。1984‐86年ハイデルベルク大学研究員、1986年東京大学医学部助教授を経て、1990年より順天堂大学医学部教授。医学博士。研究領域は、腎・血管系・間質の微細構造と細胞生物学、解剖学史、人体解剖と献体の啓発に力を注いでいる。日本解剖学会では、百周年記念事業展示実行委員長、編集委員長、用語委員長を歴任。日本医史学会編集委員長、日本腎臓学会編集副委員長、篤志解剖全国連合会会長などを務める
川上速人[カワカミハヤト]
1954年鳥取県生まれ。1976年東京大学理学部動物学科卒業。1981年東京大学大学院理学系研究科修了。1981年杏林大学医学部助手。2000年より杏林大学医学部解剖学第二講座教授。理学博士、医学博士。研究領域は、複合糖質の組織細胞化学、細胞生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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