内容説明
「どうして電子レンジでものが温まるの?」「台風の渦がいつも同じ方向に巻いているのはなぜ?」「地球が直径1cmだとすると、太陽との距離はどれくらい?」など、身近な疑問を物理が解決!物理学科の優秀な美奈さんと、物理はニガテな文系の明くんが、先生と3人だけの超少人数講義を通して、物理のおもしろさや、毎日の生活と物理のつながりを知っていきます。たくさんのイラストと親しみやすい会話形式で、楽しく読むことができる一冊です。思わず誰かに話したくなるような話題が満載。物理が得意な人もそうでない人も、2人といっしょに講義を受けてみませんか。
目次
1日目 高速でぶつかる分子―熱さ・冷たさと分子の運動
2日目 ラジオからレントゲンまで―電磁波について
3日目 「チン」で回りだす水分子―マイクロ波による加熱
4日目 地球は巨大なメリーゴーランド―コリオリの力
5日目 たとえば地球を1cmとすると―太陽系
6日目 意外と身近な角運動量―力学の保存則
7日目 冷蔵庫・エアコンでなぜ冷える?―気化熱
8日目 光にもカタヨリがある―偏光
9日目 3色なのにフルカラー!?―色について
10日目 最短時間で突き進め―光の屈折
著者等紹介
江馬一弘[エマカズヒロ]
上智大学理工学部物理学科教授。1961年静岡県生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院工学系研究科中退、工学博士。東京大学助手・講師を経て現職。専門分野は、光物性、非線形光学、超高速光エレクトロニクス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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エムパンダ
森川 霧之介
ほっとべ
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