人に話したくなる物理―身近な10話

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人に話したくなる物理―身近な10話

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  • サイズ B6判/ページ数 168p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621077504
  • NDC分類 420
  • Cコード C0042

内容説明

「どうして電子レンジでものが温まるの?」「台風の渦がいつも同じ方向に巻いているのはなぜ?」「地球が直径1cmだとすると、太陽との距離はどれくらい?」など、身近な疑問を物理が解決!物理学科の優秀な美奈さんと、物理はニガテな文系の明くんが、先生と3人だけの超少人数講義を通して、物理のおもしろさや、毎日の生活と物理のつながりを知っていきます。たくさんのイラストと親しみやすい会話形式で、楽しく読むことができる一冊です。思わず誰かに話したくなるような話題が満載。物理が得意な人もそうでない人も、2人といっしょに講義を受けてみませんか。

目次

1日目 高速でぶつかる分子―熱さ・冷たさと分子の運動
2日目 ラジオからレントゲンまで―電磁波について
3日目 「チン」で回りだす水分子―マイクロ波による加熱
4日目 地球は巨大なメリーゴーランド―コリオリの力
5日目 たとえば地球を1cmとすると―太陽系
6日目 意外と身近な角運動量―力学の保存則
7日目 冷蔵庫・エアコンでなぜ冷える?―気化熱
8日目 光にもカタヨリがある―偏光
9日目 3色なのにフルカラー!?―色について
10日目 最短時間で突き進め―光の屈折

著者等紹介

江馬一弘[エマカズヒロ]
上智大学理工学部物理学科教授。1961年静岡県生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院工学系研究科中退、工学博士。東京大学助手・講師を経て現職。専門分野は、光物性、非線形光学、超高速光エレクトロニクス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

エムパンダ

3
「5日目」章の、地球・スペースシャトル・衛星ひまわり・月の縮尺図がおもしろかった。国際宇宙ステーションに行くことと月に行くことはレベルが全然違うということが定量的にわかって驚いた。電子レンジや冷蔵庫の仕組み、コリオリ力まで、身近な物事に関わる物理が解説されていてためになった。2021/04/25

森川 霧之介

3
 身近なもの(電化製品など)を用いて、物理をわかりやすく解説しています。  教科書ではないので数式などはほとんどありません。なので、物理が苦手な人にお勧めします。2013/04/04

ほっとべ

1
大学の図書館にあったのでついてにとってみた。 難しい内容が並ぶ大学の図書館の中に小学生が読んでも理解できるような本があることがそもそも驚きだった。 電子レンジで氷を温めてみたくなる。そんな感じの本。2013/05/23

guppi524

1
電子レンジから光ファイバーまで、身近なものの物理を平易に解説する本。2010/11/27

waka

1
問題提起しておいて投げ出したのが目についた。それはそれでいいことかもしれないし、悪く働くかもしれないとかいう本の内容とは関係ないことに考えさせられた。2010/09/20

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