基礎から学ぶSystemC

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  • サイズ A5判/ページ数 227p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784621077276
  • NDC分類 007.61
  • Cコード C3055

内容説明

IEEE1666として標準化され、システム記述言語として確固たる地位を築いたSystemCについて、実例にもとづいて基礎から丁寧に説明した初心者向け解説書。最近では、SystemCを取り扱えるEDAツールなども格段に増えてきており、SystemCを使いこなしたいと考える設計技術者にとって、本書は、待望の一冊といえる。本書では、最新版Ver.2.1の機能にも触れており、SystemCの能力を余すところなく楽しめる。

目次

SystemCを使ったシステム設計の概要
TLMベース設計手法
SystemCの概要
データタイプ
モジュール:SC_MODULE
時間の概念
並列性:プロセスとイベント
基本チャネル
チャネルの評価と更新:SC_SIGNALS
構造:設計階層
通信:ポート
ポートに関する更なるトピックス:特殊化ポートとsc_export
カスタムチャネルとデータ:プリミティブチャネルと階層チャネル
上級者向けトピックス:クロック、クロック同期のスレッド、プログラム可能な階層、信号トレース、動的プロセス
その他のトピックス:性能、その他のヒント

著者等紹介

中西早苗[ナカニシサナエ]
NEC入社後、EDA関連業務に従事。内製EDAツールの開発・サポート、市販EDAツールを使った設計フロー構築・実用化を担当してきた。2000~2003年の間、米国NEC Electronics America社に勤務し、システムレベル設計環境の整備に携わる。現在は、NECエレクトロニクス社にて、SystemC設計フローの整備を担当している

河原林政道[カワラバヤシマサミチ]
NEC入社後、LSIの上流設計から下流設計まで広範囲のEDA関連業務に従事。1991~1992年米国カリフォルニア大学Berkeley校客員研究員、1999~2005年米国NEC Electronics America社に勤務。JEITA、Open SystemC Initiative(OSCI)、IEEEなどを通じて、設計言語の標準化に携わってきた

柿本勝[カキモトマサル]
ソニー入社後、EDA技術の開発に従事。内製EDAツールの開発、Verilog‐HDL設計手法の実用化、SystemCによるシステムレベル設計/ハードソフト協調設計の手法開発を担当。また、JEITA(旧EIAJ)EDA技術委員会のVHDLやVerilog‐HDLの標準化活動および、IEC/TC93/WG2/ALR委員会など設計記述言語を中心にEDA技術の標準化に携わってきた。現在は、JEITAの半導体技術ロードマップ委員会で設計技術ロードマップの作成や、EDA技術専門委員会のSystemCタスクグループの標準化および国内普及活動を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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