内容説明
実験を最後まで安全に行うための守るべきルール、例えば、実験室のガイドラインから実験ノートのとり方といった「いまさら、そんなこと当たり前?」ということから、サンプルの作り方、どうしてこのひと手間が必要なのか、どうして実験が失敗したのか、といった実際の実験に直結する知識とテクニック、研究生活に必須なノウハウをコンパクトにわかりやすく解説しました。本書は、初めて研究室に配属された学生はもちろん、いまさら聞くに聞けない先輩学生がこっそり活用できる、学生のためのバイブルです。
目次
月並みだけど「安全第一」
実験ノートは君の友
ハンドブックを読みこなす
すり合わせガラス器具
ミクロ実験装置の共通すり合わせ
その他の楽しいガラス器具
ピペットの「キモ」
注射器と針、それにセプタム
器具洗いと乾燥
乾燥剤〔ほか〕
著者等紹介
上村明男[カミムラアキオ]
1959年京都市生まれ。京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了。理学博士。山口大学教養部・英国インペリアルカレッジ化学科・山口大学工学部を経て、2006年より山口大学大学院医学系研究科教授(応用分子生命科学系学域)。専攻は有機合成化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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