内容説明
可視化(ビジュアリゼーション)の難しさとは、選択した方法や結果の説明が、「一般性をもつのか」、「主観によるものなのか」という問題から生じる。たまたま、現象がわかったときに、直感的な判断にしたがって意義が与えられている場合が多いのではないだろうか。本書は、適切な方法・手段で、意味のある可視化を上手に行うための「知的可視化」の最新動向を紹介するものである。可視化の数理を紹介することから始め、パターン化、特徴領域の抽出へ、そして、可視化の最適化、可視化行為の分析による知識抽出について説明する。知的可視化の利点を従来の可視化と比較して紹介するとともに、Javaクラスライブラリを書籍とリンクしたダウンロードサイトに準備。これからの可視化が向かう方向性を体現する。
目次
1 可視化と数理
2 可視化手法
3 可視化から知的可視化へ
4 可視化の最適化
5 ビジュアルデータマイニング
A プログラムのインストールと使い方
著者等紹介
白山晋[シラヤマススム]
東京大学人工物工学研究センター助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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