「化学物質」恵みと誤解―口紅・ガムからバイアグラまで

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  • サイズ B6判/ページ数 256,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621076057
  • NDC分類 574
  • Cコード C0040

内容説明

衣類、建材、テレビ、パソコン、携帯電話、化粧品、医薬品…と、いま化学製品なしの暮らしはありえません。そんな製品たちには、どんな“化学”がひそんでいるのでしょうか?また化学の成果は、飢えや病気、貧困の撲滅にも役立っています。なのに、過去ほぼ一世代=25年の間、いわれなき疑念が多くの人を化学から遠ざけました。さらにもう一世代このままなら、世界は次の暗黒時代に入ってしまう?化学の成果をきちんと受け入れ、とり越し苦労はほどほどにしたいものです。

目次

1章 キレイをつくる―口紅・美白・日焼け止め
2章 からだの不安―脂肪・ビタミン・硝酸イオン
3章 男子の本懐―NO・バイアグラ・ダイヤモンド
4章 病原体をやっつけろ―次亜塩素酸・過酸化水素・オゾン
5章 気持ちを楽に―プロザック・リチウム・アルミニウム
6章 こんなとこにもポリマーが―使い捨てオムツ・ガム・舗装道路
終章 化学不信と化学恐怖症―その病因と治療法

著者等紹介

エムズリー,ジョン[エムズリー,ジョン][Emsley,John]
1965年より20年以上ロンドン大学化学科で有機化学の研究・教育にあたったのち、ロンドン・インペリアルカレッジ続いてケンブリッジ大学化学科の常勤科学ライターとなる。テレビの科学番組制作、『ニューサイエンティスト』誌コラムニストなどとして科学の啓発普及に活躍中。1993年にGlaxo賞、1995年に『逆説・化学物質』でローヌプーラン科学書賞、2003年にドイツ化学会著作者賞を受賞

渡辺正[ワタナベタダシ]
1948年鳥取県生まれ。東京大学工学部卒。大学院博士課程修了(工博)。1992年より同大学教授(生産技術研究所)。(社)日本化学会論説委員。生体機能化学・電気化学などを専攻
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