内容説明
これからの化学やバイオの研究や産業までも大きく変える可能性のある技術として幅広い分野から注目されているマイクロ化学チップ。第一線の研究者による本書は、動作原理から分析化学、合成化学、バイオ、医療診断などへの応用、マイクロ流体制御、微細加工、材料、表面技術など基礎基盤技術から応用までその全容を解説している。当該技術のマイルストーンであり、また現時点における技術総覧となる書である。
目次
1 マイクロ化学チップの例(分析システム:電気泳動;分析システム:LOC関係 ほか)
2 マイクロ化学チップの動作・原理(化学反応制御;分子輸送制御 ほか)
3 マイクロ化学チップの微細加工(リソグラフィー;エッチング ほか)
4 流体制御素子(マイクロチャネル;マイクロポンプ ほか)
5 材料と表面技術(ガラス;プラスチック ほか)
著者等紹介
北森武彦[キタモリタケヒコ]
東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻
庄子習一[ショウジシュウイチ]
早稲田大学理工学部電気・情報生命工学科
馬場嘉信[ババヨシノブ]
徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部
藤田博之[フジタヒロユキ]
東京大学生産技術研究所マイクロメカトロニクス国際研究センター
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