内容説明
平成16年に厚生労働省により水道の水質基準が全面的に改定されました。これは10年ごとに見直されるWHOの水道水ガイドラインに則した化学物質基準値の変更、病原微生物に対する新たな対応等を中心に、従来の体系を大幅に変更した内容となっています。本書は、新たな体系のもと各物質の最新の基準値を、WHOガイドライン値や米国環境保護庁の基準値と容易に比較できる形で明示するとともに、基準値設定の根拠、健康への影響、浄水方法等について分かりやすく解説したものです。
目次
1 水道水質基準について(水道水質基準について;海外の水質基準等との比較;定期的な水質検査の項目と検査頻度;主な略語の解説)
2 水道水質基準ガイド(水質基準項目;水質管理目標設定項目)
付録 日常生活で出会う水質問題Q&A