よくわかる幾何学―複素平面・初等幾何学・射影幾何学をめぐって

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 167p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784621073704
  • NDC分類 414
  • Cコード C1341

内容説明

幾何学のテーマは空間の理解である。解析学や代数学の知識を総動員して、空間の理解に挑む。それまでに修得した数学のすべてを空間というキーワードの下に結集し、夢のような美しい世界を探訪するわけである。しかし、数学の基礎が十分にかたまらぬ初学者には、現代幾何学は難しく、教科書の最初の100ページはとくに難しく感じられるであろう。本書では、幾何学の初歩を理解するために必要な最小限の知識から出発し、各テーマごとに豊富な図版を用いて幾何学の基本概念に、一からていねいに解説を加えた。現代幾何学の考え方を学ぼうとするすべての人に贈る、待望の書。

目次

1章 複素数と平面幾何(複素数;複素数の極表示;平面の変換と複素数 ほか)
2章 メビウス―反転の数学(メビウスの帯;帯の分割;クライン管と射影平面 ほか)
3章 円錐曲線(円錐曲線;アポロニウス;二次曲線の標準形 ほか)

著者等紹介

西山享[ニシヤマキョウ]
1958年神戸生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。専門は表現論。最近特に表現論の幾何学的側面(冪零軌道・球等質多様体や旗多様体など)について興味を持っている。現在、京都大学大学院理学研究科助教授。滋賀県草津市在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品