内容説明
本書は、大学あるいは各種の研究機関において移動現象の研究を行なっている若手研究者、大学院生、ならびに企業の開発部門あるいは生産現場で移動現象に関係する問題に取り組んでいる実務家を対象にして、物質移動の基本的体系とその具体的応用を平易に解説した大学院レベルのテキストである。
目次
1 序論
2 拡散と物質移動
3 物質移動の基礎式
4 平板に沿った層流場の物質移動
5 円管内および円柱の熱および物質移動
6 球形粒子の移動現象
7 気泡および液滴の物質移動
8 乱流移動現象
9 熱と物質の同時移動
10 蒸留の熱および物質移動
著者等紹介
浅野康一[アサノコウイチ]
1960年東京工業化学工学課程卒業。1970年東京工業大学助教授。1984年東京工業大学教授。1997年宇都宮大学教授。現在、東京工業大学名誉教授。専攻は化学工学
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