内容説明
物理と数学はさまざまな分野で互いに影響しながら発展してきた。古典物理学の時代には解析学がおもな数学的道具だった。20世紀には代数学や幾何学が加わり、統計力学との絡みで確率論が登場する。では21世紀には?さあ、いっしょにらせん階段を登ってみよう。
目次
第1章 微積分の力
第2章 アインシュタインの3つの仕事
第3章 力学系をとらえる
第4章 拡散と調和
第5章 波動の本質
第6章 ソリトンの発見
第7章 ソリトンと算術
第8章 無限可積分系
第9章 連続から離散へ
第10章 カオスとフラクタル
第11章 セルオートマトン
第12章 超離散系
著者等紹介
薩摩順吉[サツマジュンキチ]
東京大学大学院数理科学研究科教授。工学博士。1973年京都大学大学院工学研究科(数理工学専攻)博士課程単位取得満期退学。1975年京都大学助手、1981年宮崎医科大学助教授、1985年東京大学助教授を経て、1992年より現職。主な研究分野は応用数理、数理物理学
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感想・レビュー
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