コールドスプリングハーバー 糖鎖生物学

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  • サイズ B5判/ページ数 527p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784621072929
  • NDC分類 464.3
  • Cコード C3043

出版社内容情報

《内容》 糖質研究者から高く評価されている「Essentials of Glycobiology」(Cold Spring Harbor Laboratory Press)の待望の完訳書。糖鎖生物学を幅広く、理解しやすい形で、かつよく系統立てて概説したテキスト。「Essentials 」という原書のタイトルに違わず、糖の立体異性をはじめとする教科書的解説、歴史的背景や将来展望などの読者の興味を引く内容が盛り込まれている一方で、現代の糖鎖生物学のほぼすべてをカバーし、かつ最先端情報も含んでいる。このため入門者はもちろん糖質研究者にとっても座右の書として十分役立つ内容となっている。    

《目次》
・基礎全般(歴史的背景と概観/サッカライドの構造と名称/進化におけるグリカンの多様性/タンパク質-グリカン相互作用/グリカンの生物学的機能を探る)
・生合成、代謝、機能(単糖の代謝/N-グリカン/O-グリカン/スフィンゴ糖脂質/GPIアンカー/プロテオグリカンとグリコサミノグリカン/非一般的なゴルジ装置由来のグリカン/核と細胞質におけるグリコシル化/O-GlcNAcの修飾/シアル酸/さまざまなタイプのグリカンに共通する構造/糖転移酵素/グリカンの分解と代謝回転/“モデル”生物のグリコシル化/植物細胞における糖鎖生物学/細菌の多糖)
・グリカンを認識するタンパク質(動物レクチンの発見と分類/P型レクチン/I型レクチン/C型レクチン/セレクチン/S型レクチン(ガレクチン)/微生物炭水化物結合タンパク質/グリコサミノグリカン結合タンパク質/植物レクチン)
・グリカンのかかわる遺伝的疾患、病気(培養細胞におけるグリコシル化の遺伝的異常/グリコシル化に関する自然発症性遺伝性疾患/遺伝子改変マウスを用いたグリカン機能の決定/個体発生と細胞の活性化におけるグリコシル化の変化/がんにおけるグリコシル化の変化/原虫、腸内寄生虫(蠕虫)の糖鎖生物学/ヒトの病気における後天的なグリコシル化の変化)
・実験法と応用(構造解析およびグリカン配列解析の原理/グリカンの化学的および酵素的合成/グリコシル化の天然および合成阻害剤/バイオテクノロジーと医学における糖鎖生物学)

内容説明

全世界の糖質研究者が評価するコールドスプリングハーバー“Essentials of Glycobiology”の完訳。糖鎖生物学を幅広く、理解しやすい形で、かつよく系統立てた形で概説した標準教科書。対象も哺乳類、植物、酵母、細菌と多岐に渡っている。

目次

基礎全般(歴史的背景と概観;サッカライドの構造と命名法 ほか)
生合成、代謝、機能(単糖の代謝;N‐グリカン ほか)
グリカン認識タンパク質(動物レクチンの発見と分類;P型レクチン ほか)
グリカンのかかわる遺伝的疾患、病気(培養細胞におけるグリコシル化の遺伝的異常;グリコシル化に関する自然発症性遺伝性疾患 ほか)
実験法と応用(構造解析およびグリカン配列解析の原理;グリカンの化学的および酵素的合成 ほか)

著者等紹介

鈴木康夫[スズキヤスオ]
静岡県立大学薬学部
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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