内容説明
家庭の電化製品から熱燗の科学、はたまた極微のナノから宇宙ステーションまで、過去と現在、世界中を行ったり来たりの「単位トラベル」へ招待。
目次
第1部 測りたければまず単位(時間―「世紀」は単位か?「年」は、「月」は?;長さ―「渋滞」を表すのは長さか時間か ほか)
第2部 暮らしの中の単位(燗酒の熱学―アルコールの物質量は何モル?;電気の世界―電力と電力量はどう違う ほか)
第3部 ヒトにまつわる単位(雨量は「長さ」?―水と太陽の関係;眼は選り好みする―ヒトの感覚で決める単位)
第4部 単位を結ぶ単位系(波のいろいろ―光と音は似て非なるもの;大発見の後日談―強すぎて別格扱いになった「キュリー」 ほか)
著者等紹介
高田誠二[タカダセイジ]
北海道大学名誉教授。工学博士。1928年東京生まれ。1950年東京大学工学部卒業。同年通商産業省・計量研究所入所。温度計測・単位論の研究に従事。1980年北海道大学理学部教授。科学史担当。1991年退官。現在、久米美術館参事・研究員として明治期科学技術史の研究に従事
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感想・レビュー
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