メディシナルケミストリー

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メディシナルケミストリー

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  • サイズ B5判/ページ数 597p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784621071878
  • NDC分類 499.3
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 薬が体内で作用する際の分子機構を、具体例を用いてわかりやすく解説、ドラッグデザインをする際に、化学、生化学、細胞生物学、薬理学の学問分野と関連づけながら理解できるよう工夫している。最初の7章では、ドラッグデザインに適用される細胞の構造、タンパク質、および核酸などの基礎について、また、受容体および薬が細胞内で効果を発現する機構について述べている。続く第8章から第13章では、効果的な薬を開発するための方策と手段、およびその薬の開発過程で医薬化学者が直面する諸問題について述べる。また、コンビナトリアル合成と医薬化学におけるコンピュータ利用についての章も設けた。第9章から第18章までは、医薬化学において特に重要な領域である抗菌剤、コリン作動薬、抗コリンエステラーゼ薬、アヘン鎮痛薬、アドレナリン作動性物質などを取り上げる。    

《目次》
第1章 医薬品と医薬化学者
第2章 なぜそしてそれ故に
第3章 タンパク質の構造
第4章 酵素に対する薬物の作用
第5章 受容体での薬物作用
第6章 受容体構造とシグナル伝達
第7章 核酸
第8章 新薬の発見と開発
第9章 ドラックデザインと薬物-標的の相互作用
第10章 薬物動態
第11章 定量的構造活性相関
第12章 コンビナトリアル合成
第13章 医薬化学におけるコンピュータ
第14章 抗菌剤
第15章 コリン作動薬、抗コリン作動薬および抗コリンエステラーゼ薬
第16章 アドレナリン作動性神経系
第17章 アヘン鎮痛薬
第18章 シメチジン-ドラックデザインへの理論的アプローチ

内容説明

医薬化学は急速に進展しており、その知識も膨大なものになってきている。ドラッグデザインするためには、有機化学、生化学、細胞生物学、薬理学などの幅広い学問知識を駆使する必要があり、それらの関連性をいかに上手に理解するかが大きなポイントとなる。本書は、薬の本質から順に、現在の新しい領域まで学習していく。医薬分野を志す者にとっては、より興味を沸き立たせるものとなるであろう。

目次

医薬品と医薬化学者
なぜそしてそれ故に
タンパク質の構造
酵素に対する薬物の作用
受容体での薬物作用
受容体構造とシグナル伝達
核酸
新薬の発見と開発
ドラッグデザインと薬物‐標的の相互作用
薬物動態〔ほか〕

著者等紹介

北川勲[キタガワイサオ]
大阪大学名誉教授

柴崎正勝[シバサキマサカツ]
東京大学大学院薬学系研究科教授

富岡清[トミオカキヨシ]
京都大学大学院薬学研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。