出版社内容情報
《内容》 医療系（医学部・看護学部および関連学科・薬学部）の学生を対象に，「からだの理」を簡潔に記述し，人体における物理学とのかかわりの面白さを伝える。本書は人のからだにまつわるテーマの原理と応用で2部構成で構成。物理学の知識は医療にとって不可欠である。生命現象から生体のさまざまな側面、医療技術の隅々にいたるまで、物理学の原理が貫いているのであるから、これは当然のことである。本書は少ない時間で講義できるよう、大幅に材料を圧縮。原理に当たる部分を極力簡潔にしたので、高校で物理学を学ばなかった学生にも速やかに大要を学ぶことができる。その他の部分は応用編としてまとめたが、これは教師側で適宜に選択して教材とすることもでき、後で必要に応じて参考書として利用することも可能である。
《目次》
[第１部 物理学の原理] 図を用いて原理と概念が直観的に掴めることを目指し、第２部の応用編に現れる事項との関連を予想した解説を記載。
[第２部 物理学の応用] 医学・薬学に現れる物理学に関連した概念、現象への事実、装置の原理を第１部の直観的な解説と連動して簡明に説明。
内容説明
本書の目的は、医学部・看護学部および関連学科・薬学部の学生を対象に、「からだの理」を簡潔に記述し、人体における物理学とのかかわりの面白さを伝えることにある。原理と応用の２部より構成され、人のからだにまつわるテーマで全て構成している。
目次
１ 物理量と単位
２ 力学
３ 波動
４ 熱学
５ 電磁気学
６ 原子物理
著者等紹介
林一［ハヤシハジメ］
昭和薬科大学名誉教授
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