工学倫理入門

工学倫理入門

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  • サイズ A5判/ページ数 364p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784621070086
  • NDC分類 504
  • Cコード C3050

内容説明

グローバルスタンダードな時代に対応するために、現在、大学工学系の学科には技術者倫理の教育が要請されている。また、生産や運転管理の現場で働く専門職としての技術者にとっては、技術者倫理の素養がなければこの新しい時代に対応できなくなってきた。本書は、電気工学者であるシンジンガー教授と哲学者であるマーティン教授の共著“Introduction to Engineering Ethics”を『工学倫理入門』として邦訳したものである。原型となっているのは、すでに版を重ね、数ヶ国語に翻訳され、世界的に定評のあるEthics in Engineeringである。本書では新しい題材が加えられ、教科書としてよりいっそう読みやすくかつ簡潔にまとめられている。

目次

1 工学と技術者
2 道徳的推論と倫理理論
3 社会的実験としての技術
4 安全への取り組み
5 職場の責任と権利
6 世界規模の問題

著者等紹介

シンジンガー,ローランド[シンジンガー,ローランド][Schinzinger,Roland]
日本で生まれ育ち、1949年に米国に移住。カリフォルニア大学アーバイン校の創設教授メンバー。研究分野はエネルギー・システム、ライフライン・システムの信頼性など。IEEEのセンテニアル・メダル授賞。IEEEのフェロー、AAASのフェロー。技術士

マーティン,マイク・W.[マーティン,マイクW.][Martin,Mike W.]
チャップマン大学の哲学科教授。人文科学分野の教員に対するアーノルド L.およびローアス S.グレイヴズ賞、人文科学に対する国家基金からの二つのフェローシップ、アメリカン・カレッジズ協会から複数のグラントを受ける。ナショナル・ソサエティ・オブ・ファンドレイジング・エキュゼキュティヴズからブック・アウォード受賞

西原英晃[ニシハラヒデアキ]
京都大学工学部(土木工学科)卒業、同大学院工学研究科修士課程(原子核工学専攻)修了。ミシガン大学Ph.D、京都大学工学博士。京都大学助教授を経て同大学原子炉実験所教授、原子炉実験所長。京都大学名誉教授。現在、(財)原子力安全技術センター参与。日本原子力学会倫理委員会委員長、「科学技術の倫理とリスク研究会」主宰。専門は原子炉安全工学、エネルギー社会学ほか
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