出版社内容情報
ラマヌジャンの師ハーディによる評論。ほとんど独力でヨーロッパ数学に立ち向かった彼の独特な才能は今なお我々を感嘆させる。
?瀬 幸一[タカセコウイチ]
内容説明
本書は数学者ラマヌジャンの業績から想起された一連の評論である。著者のハーディは自身も解析的数論の大家であり、ラマヌジャンを見出し、また彼との共同研究を通じて他の誰よりもラマヌジャンをよく知っていると自他ともに認める第一人者である。
目次
インド人数学者Ramanujan
Ramanujanと素数の理論
滑らかな数
解析的数論のさらなるいくつかの問題
格子点問題
分割数に関するRamanujanの業績
超幾何級数
分割数の漸近的理論
数を平方数の和として表すこと
Ramanujanの関数T(n)
定積分
楕円およびモジュラー関数
著者等紹介
高瀬幸一[タカセコウイチ]
宮城教育大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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