出版社内容情報
全20章からなり、前半部分は実解析学・函数解析学の基礎事項を述べ、後半の多くは非線型方程式への応用を詳述。
内容説明
自然科学や理工学の諸分野のモデルとして現れる非線型偏微分方程式。本書は実解析・函数解析の手法を用いて、時間発展を伴った非線型発展方程式の適切性の理論を解説する。実解析学や(線型および非線型)偏微分方程式論の相互関連に興味をもち、勉強・研究している学生や研究者に薦められる好著である。
目次
半線型発展方程式のLp理論
Fourier変換
線型方程式の基本解
函数空間とHardy‐Littlewood‐Sobolevの不等式
複素補間とRiesz‐Thorinの定理
Fourier Multiplierと特異積分作用素
実補間とLittlewood‐Paleyの定理
函数の再配列Lorentz空間
Hardy空間とBMOクラス〔ほか〕
著者等紹介
松本幸夫[マツモトユキオ]
学習院大学理学部教授
谷島賢二[ヤジマケンジ]
学習院大学理学部教授
小川卓克[オガワタカヨシ]
東北大学大学院理学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。