丸善ブックス<br> ペルシャの神話

丸善ブックス
ペルシャの神話

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  • サイズ B6判/ページ数 167p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621060964
  • NDC分類 164.263
  • Cコード C0390

内容説明

本書では、ゾロアスター教の聖典『アヴェスタ』とペルシャ文学の最高峰とされるフィルドゥーシーの『シャー・ナーメ』(『王書』)を中心に、天地創造の神話から、イランの人々の生活の中で身近なものとなっている物語の成り立ちまで、数千年におよぶペルシャ神話の流れをまとめている。

目次

第1章 古代イラン人世界の神々と天地創造
第2章 悪魔と伝説上の生き物と英雄たち
第3章 『王書』:フィルドゥーシーの『シャー・ナーメ』
第4章 『王書』に登場する伝説上の生き物たち
第5章 ゾロアスター、キュロス、アレクサンダーの物語
第6章 受け継がれる古代の伝統
第7章 おとぎ話と受難劇

著者等紹介

薩摩竜郎[サツマタツロウ]
1964年東京生まれ。東京大学大学院(英語英文学専攻)博士課程中退。1993年~95年にアイルランドのユニバーシティ・カレッジ・ダブリンに留学。現在、東京工業大学外国語研究教育センター専任講師。専門は近現代英文学およびアングロ=アイリッシュ文学
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

miroku

11
ギリシア神話との関連で興味を持つ。だが、まだ数冊読まねば…見えてこないだろうな…。馴染の薄い地域だけに、ね。2012/02/04

ダージリン

0
ゾロアスター、アレキサンダー、キュロスと歴史上の人物の語り方が興味深い。赤ん坊の内に捨てられて動物や鳥に育てられる話も多い気がする。話の展開は日本人からすると多少異質だが、エキゾチックさを感じさせるところがあり、何とも魅力的であった。2013/08/05

たかし

0
ロスタムやアレクサンダーといった英雄、神々の簡単な紹介から千夜一夜物語まで、広く薄く全体像をつかませる入門書。王書は岩波の抄訳を読んでたんだけど、アヴェスタとはまたずいぶん違うのね。概略は頭に入れたから、もう少し詳細なものを読んでみたくなるよ。2018/05/13

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