内容説明
「伝統」と「革新性」。英国という国を象徴するこのふたつの言葉は相対立する概念のように思えるかもしれないが、実はそうではない。世界で最初の蒸気エンジンから超音速自動車まで、コンピュータからゼンマイ仕掛けのラジオまで、ペニシリンからＤＮＡまで、英国は昔から新しいものを追求するのが好きな国であり、“伝統的に革新的”な国であると言える。それが英国と英国人の特徴とも言えるのである。本書は、古今に貫道するイギリスの良さ、面白さを各方面にわたって過不足なく伝えている。
目次
第１章 英国人が語る「英国像」
第２章 ようこそパブへ、普段着の英国に出会える世界へ
第３章 英国の音楽文化の魅力
第４章 ブリティッシュ・スポーツへのいざない
第５章 本当の英国の味は、家庭料理にある
第６章 英国式「自然」の愉しみ方
第７章 英国を理解するためのキーワード
付録 英国という国
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うたたね
1
雑学、お遊び要素の少ない、正統派な一冊でした。アメリカのような派手さはないのに、なぜか心惹かれるイギリス。やはり、独特な国だなぁ。と思いました。2014/06/29
ねむねむ
1
よくある「○○の知らない××」よりは、ずっと“読んで良かった”感がありました。第1章最初の筆者はチャールズ皇太子。2009/09/20
