丸善ブックス<br> ことわざの生態学―森・人・環境考

丸善ブックス
ことわざの生態学―森・人・環境考

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621060582
  • NDC分類 650.4
  • Cコード C0340

内容説明

本書は故事ことわざ、成句や慣用句をモチーフに、森の自然のしくみと働き、森と人との付き合い、森を介した環境問題への提言などを綴ったユニークな読みもの。長年森林を相手にしてきた生態学者が趣味も交えて語る、森林科学論・森の雑記帳です。

目次

文明の前には森林があり文明の後には砂漠が残る
金は天下の回りもの
枝葉末節
あとは野となれ山となれ
情けは人の為ならず
高山の頂には美木なし
樹あるを以て貴しとなす
目には青葉山ほととぎす初鰹
花の生命は短くて
山川草木悉皆成仏
風が吹けば桶屋が儲かる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ドラゴン

0
20年ぐらい前に購入して読めなかった本をじっくり読むことができました。森林、生態学を研究することで、このような本がつくれる著者の見識の広さ、深さに感銘しました。最後にある培養シャーレの話は、今のコロナの件にも置き換えれ、なるほどと思いました。西洋と東洋の文化と思考が違うのが、森林と砂漠に由来する話も面白かったです。そばにおいて、ところどころ読み返したい本です。2020/05/21

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