内容説明
好事家趣味に堕した旧套美術史を越え、未曽有に広大な視野を開き始めた欧米「新美術史」学の若きホープが江戸に目を向けた時、次々と見えてくる鎖国下の江戸の異貌に呆然たらしめられぬ日本人はいないだろう。「他者」との出会いによる「自己成型」というハードな問題を抱腹絶倒のエピソードを連ねて語る第一級の啓蒙書。
目次
第1章 さまざまな異人たち
第2章 身体ヴィジョン
第3章 身体外部をめぐるさまざまな関係
第4章 身体内部
第5章 身体のメタファー
感想・レビュー
-
- 和書
- すきのあいうえお