内容説明
ハードボイルドに生きるとは、自らの“夢”にこだわって生きることだ。どのような時代に、そして社会に生きていようと、自分自身を見失うことなく生きることだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tom
3
1994年刊。「ハードボイルド」について語った書き下ろしのエッセイ集。『この広大で過酷な地に生きる人々は、独裁者を常に求める(井坂悟「ロシアン・ハードボイルド~トロツキーvs.スターリン~」)』ソ連崩壊後のエリツィンを危惧して言ったものだが、2023年の今読んでも頷けるというか、わかっている人はわかってるんだなあ。西側はロシアって国を30年見誤り続けた。『男たちの挽歌』シリーズに二人も触れてるのは時代か。当時ですら廃れ、過去のものであったハードボイルドに可能性はあるのか。ハードボイルド復権を狙う。2023/08/16
慧
0
BOMB2001/11/27