内容説明
二つの言葉・二つの文化を理解するために。バイカルチャルとは、“二つの”“文化”を身につけた人のことである。二つの言語を話すだけではなく、二つの国、異なる文化の中で生活できる能力を備えた人のことをいう。
目次
第１章 バイカルチャルとは
第２章 観光気分段階―異文化が楽しい
第３章 カルチャーショック段階
第４章 カルチャルストレス段階
第５章 適応期―バイカルチャル段階
第６章 バイリンガルになれる人
第７章 バイカルチャルになれる人・なれない人
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハンギ
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バイカルチャルになれる人になるにはどうしたら良いのかということを、著者の体験を元にして書いた本。著者によるとバイカルチャルな人というのは、両方の文化の中にいても、変な人と思われずに生活できる人であり、この基準は結構難しい。また著者は気がついてないけど、そうなったとしても翻訳や文化交流には役立つけど、お互いの文化の本質的な理解には、役立たないのではないかとも思える。どっちつかずで終わっちゃうんじゃないの？とまあいろいろあるけど、僕としては目から鱗の本でした。日米の文化の壁はまだ高いのかな。2011/06/21
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