内容説明
ユーモアの定義はこれまでずっと、「おかしみというものの本質」、あるいは「面白さ、滑稽、理不尽、馬鹿らしさ、等々を感知する機能」とされて来たが、実際には、それだけでは言い尽くされていない。ユーモアというのは、とても奥が深いのである。本書では、英語ユーモアの論理性と非論理性を柱に、ナンセンス・ユーモア、ウイット、曖昧表現、言葉あそびにまで言及する。英語ユーモアの全体像を理解するのにはうってつけの入門書。
目次
1 その手には乗りません
2 言葉のあや
3 ユーモラスな一口咄・小咄
4 ナンセンス・ユーモア
5 意地悪紹介、悪口三昧
6 話のまくらに
7 混同、でたらめ、勘違い