内容説明
市場と時代そして世界までも動かすようになった広告。今日ある広告の発展の裏には、その時代を命がけで乗り越えた数多くの広告人がいた。フランスの広告起業家モンテーニュ、パリの広告に魅せられた佐伯裕三、広告文化の先覚者・岸田吟香、電通を創業した光永星郎、博報堂を創業した瀬木博尚、そしてビデオ・リサーチの森崎実…。一広告マンだった筆者が、広告人の足跡や活躍ぶりを克明に辿りながら、広告の歴史を活写し、新世紀へ向けての広告のあり方を示唆。
目次
1章 ラスコーの寄蹟―パリに花ひらく広告画家をたずねて
2章 パリの広告に魅せられ描き続けた佐伯と荻須
3章 広告文化の先覚者、岸田吟香と劉生
4章 広告先覚者の光永星郎―電通創業までの道のり
5章 広告の幕あけ―万年社、博報堂の創業
6章 事変、戦争、戦時下での広告界
7章 広告の近代化と民放開設への挑戦
8章 民放のラジオ、テレビ草創期
9章 魔法の扉、テレビ開局事始め
10章 マーケティング時代と広告の発展
11章 広告界にテレビ視聴率が登場
12章 テレビ視聴率が歴史の小指を動かす
13章 広告の鬼、市場と時代そして世界を動かす
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