内容説明
「金を見つけたぞ！こりゃすごい」。深さのためにドナルド・ダックのように変わった声が耳をつんざき、艦内はパニック状態になった―。１９４２年、ルーズベルトに対するスターリンの負債、５．７トンの金塊と共に、英国巡洋艦エジンバラ号は沈没した。その４０年後、プロダイバー達が、最新技術を駆使した高圧居住室、水中エレベータ、加温式潜水服などを用い、海底に眠る黄金探しに挑む。世界一の深海潜水技術を誇るフランスのジャーナリストによるドキュメント。
目次
第１部 エジンバラ号の運命
第２部 準備
第３部 幸福を呼ぶ金
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴木誠二
1
いやぁ面白かった！映画化希望！ この金塊引揚が冷戦期の真っただ中で、イギリス＆ソ連承認の元で行われたことも実に興味深い。
HMAS タモリ
0
肝心の金塊の量が間違っていること以外はほぼカンペキ…逆に何故そこを間違えたのか不思議｡2017/03/14
