丸善ライブラリー<br> 作家の訳した世界の文学

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丸善ライブラリー
作家の訳した世界の文学

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  • サイズ 新書判/ページ数 193p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784621050460
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0290

内容説明

我が国の近代小説の幕明けは、西欧文学の翻訳から始まったといっても過言ではない。多くの作家たちが、西欧の価値観や様々な技法に接し、挑発されて、独自の新しい文学の世界を切り拓いていった。さらな戦後から現代にかけては、より多様で、そしてより多彩な翻訳文化が開花し、数々の作家が、創作や翻訳に独自性を主張した作品を発表している。本書は、近代から現代にわたる日本の作家たちが、自ら翻訳した様々な作品を取り上げ、その変遷と背景を探り、「翻訳」小説の本質に迫ってゆく。

目次

序「差異」と「同一化」の間で―村上春樹とレイモンド・カーヴァー
1 戦前に訳された世界文学(語りの戦略―トマス・ハーディー「グリープ家のバアバラの話」谷崎潤一郎訳;二重の意味を読む―エドガー・アラン・ポオ「アモンティリャアドの酒樽」佐藤春夫訳;換骨奪胎の才―テオフィル・ゴーチエ「クラリモンド」芥川龍之介訳 ほか)
2 戦後に訳された世界文学
(夢魔とユーモアを訳す―フランツ・カフカ『田舎医者』長谷川四郎訳;アンチ・ヒーローの系譜―バーナード・マラマッド『レンブラントの帽子』小島信夫訳;都市幻想の叙法―ジェラール・ド・ネルヴァル『十月の夜』中村真一郎訳 ほか)
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