出版社内容情報
《内容》 看護倫理学・母性看護学の第一人者である筆者が、看護倫理の一般論から説き起こして、看護婦(看護師)のジレンマ、インフォームド・コンセントと意思決定、患者・医師・看護婦関係、個人情報とプライバシーの保護、終末期ケア、看護婦の社会的責任、看護婦の法的責任、看護婦の倫理的行動規範などについて、実際に起きた事件等を具体事例として盛り込みながら、分かりやすく解説。関心をもつ一般読者のみならず、看護系のテキストとしても最適。
加藤尚武・立花隆(監修)「現代社会の倫理を考える(第1期全10巻)」のシリーズの第1巻。
《目次》
第1章 看護倫理
1 看護倫理とは
2 あらたな看護倫理に向けて
第2章 看護婦のジレンマ
1 インフォームド・コンセントと意思決定の支援
2 胎児の異常が発見されたとき
3 誕生しても生きてはならない新生児
4 暴力と拘束-病院におけるIVHの乱用と拘束
5 東海大学安楽死事件とターミナルケア
6 患者と家族-家族のキーパーソン
7 「ジレンマ」の倫理的解決法
第3章 個人情報とプライバシーの保護
1 患者の個人情報の擁護
2 情報の公開とプライバシーの保護
第4章 看護と地域医療
1 在宅医療と法
2 在宅医療における患者の権利
第5章 看護婦の社会的責任
1 看護婦の法的責任とは
2 看護婦の倫理的行動規範
3 看護研究と倫理
4 看護倫理の教育
あとがき
〔資料1〕看護婦の倫理規定
〔資料2〕ICN看護婦の倫理綱領二○○○年
〔資料3〕ニュールンベルク識判における生体実験に関する一○カ条の規範
〔資料4〕ヘルシンキ宣言――臨床実験についての医師への勧告
参考文献
索 引
内容説明
看護倫理学・母性看護学の第一人者である筆者が、看護倫理の一般論から説き起こして、看護婦(看護師)のジレンマ、インフォームド・コンセントと意思決定、患者・医師・看護婦関係、個人情報とプライバシーの保護、終末期ケア、看護婦の法的責任、看護婦の倫理的行動規範などについて、実際に起きた事件等を具体事例として盛り込みながら、分かりやすく解説。関心をもつ一般読者のみならず、看護系のテキストとしても最適。
目次
第1章 看護倫理
第2章 看護婦のジレンマ
第3章 個人情報とプライバシーの保護
第4章 看護と地域医療
第5章 看護婦の社会的責任
著者等紹介
石井トク[イシイトク]
神奈川県生れ。法政大学法学部卒業。博士。看護婦・助産婦免許取得。千葉大学看護学部助教授、広島大学医学部教授を経て、1998年より岩手県立大学看護学部教授・学科長。看護倫理学、母性看護学の第一人者。医事法学、生命倫理学の分野でも活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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