出版社内容情報
《内容》 今私たちがなにげなく使っているハーブ・スパイス・漢方薬の多くは、遥か昔にシルクロードの旅人によって運ばれ、その地で発展・定着したものである。古代エジプト、メソポタミア、インドのくすりが、アラビア、中国へはこばれ、正倉院にも収められている。中国のくすりがア
内容説明
ハーブ・スパイス・漢方薬の多くは、遙か昔に生まれたくすり。本書では、さまざまなくすりが、どのように生まれ、どのように育まれて、シルクロードを伝播し、現在どのように使われているのか、著者が現地で見聞きしたエピソードも交えて解説する。
目次
第1章 トルコの民間薬
第2章 赤い根の傷薬―西のアルカンナ、東のムラサキ
第3章 アラビアのくすり
第4章 テリアカ―解毒薬からの変身
第5章 中国のくすり
第6章 大黄
第7章 正倉院のくすり
第8章 シルクロードのくすり、甘草
著者等紹介
本多義昭[ホンダギショウ]
京都大学大学院薬学研究科教授。薬学博士。1967年京都大学薬学部卒業。1973年京都大学大学院薬学研究科修了。同年京都大学薬学部文部技官。その後、助手、講師を経て1994年教授。1995年京都大学大学院薬学研究科に配置替。1996年より同研究科附属薬用植物園長(兼任)。研究分野は、生薬学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



