内容説明
日本の技術者の能力と評価を世界的な水準で確かなものとし続けるために、日本工学会はその具体の方策の確立に指導的な役割と大変な努力を続けている。本書は、その成果を誰にでもわかる筋道を立てて、日本の240万人の技術者がどのようにその能力を開発・生育させていくと良いかを示している。現代の技術者、経営者、教員の必読の書。技術者は、日々新たに展開していく社会の必要に適切に対応し、その活動度を保ち続けなければならない。しかもそのことを、広く人々に評価して貰い、社会の信頼を得続けることが必要である。このための具体の方策を本書は明快に示している。
目次
はじめに 一貫した技術者育成・能力開発システムの構築を
第1章 科学技術創造立国と人材育成
第2章 技術者教育と生涯能力開発
第3章 プロの技術者の基盤
第4章 学協会からの提言
付属資料 技術者CPDの理解をより深めるために