内容説明
本書は、写真の方式の中で高感度で高画質、ダイナミックレンジが広く、画像の長期保存性が良いこと、ユーザー・コストが安いことなどの点に優れ、多様化するファインイメージングの世界を牽引している、銀塩写真の化学に関する基礎理論と実際について、基本的な事項をできるだけ平易に解説したもので、大学および大学院向けの教科書。フィルム・カメラ・現像関連の企業や研究所の参考図書・研修用テキストとしても最適。
目次
1 銀塩写真の誕生と感光材料の発展
2 銀塩写真の特徴と銀塩写真感光材料
3 写真の感光と感光理論
4 現像処理の化学
5 ワンステップ写真
6 写真画像の保存
7 環境保全と省資源
著者等紹介
三位信夫[ミイノブオ]
千葉大学名誉教授
大野隆司[オオノタカシ]
千葉大学工学部情報画像工学科
久下謙一[クゲケンイチ]
千葉大学工学部情報画像工学科
小林裕幸[コバヤシヒロユキ]
千葉大学工学部情報画像工学科
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