パリティブックス
反物質はいかに発見されたか―ディラックの業績と生涯

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 126p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621049099
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C1342

内容説明

最も美しい、数学的に調和のとれた性質、対称性(シンメトリー)。ディラックはそれを追い求め、ついに物質にもマイナスがあること、反物質の存在に気づく。では、なぜ私たちの身のまわりは、物質に支配されているのだろう。大天才ディラックのアイデアがつまった本書は、いちから現代物理学を理解し、深めるための最高の資料である。

目次

ポール・ディラック、その生涯と業績
反物質(ディラックの遺産、反粒子;反粒子と現在の物理学;宇宙規模での反物質;反物質の実用化)
単極子

著者等紹介

藤井昭彦[フジイアキヒコ]
上智大学名誉教授。Ph.D.主な研究分野は、中間エネルギー核物理学の理論、弱い相互作用の理論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TK

1
人類史に残る大発見である「反物質」の存在を示す方程式を生んだ物理学者ディラック。 本書には、彼を記念する講演として、ディラックの生涯、反物質発見に至る物理的背景、未だ発見されていないモノポールの理論についての3題が収められている。 特に面白いのが1つ目の講演。方程式の発見から反物質の存在を自ら認めるまでの3年以上にわたるディラックの苦悩と模索が、彼を直接知る人物の口を通して生き生きと描かれている。まるで自分も同じ場に居合わせているかのような感覚になった。これほど緊張感を持って本を読んだのは久々。2016/02/21

影法師

0
大学卒業から数年。専門用語の羅列は最早読めません(泣2009/06/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/189172
  • ご注意事項

最近チェックした商品