健康とくすりシリーズ
くすりはいつ飲めば効く?―生体リズムと時間治療

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  • サイズ B6判/ページ数 104p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621048818
  • NDC分類 491.5
  • Cコード C0377

出版社内容情報

《内容》  くすりを飲む時間帯について、処方箋では「食前、食後、食間、就寝前、疼痛時」と指示されていることが多い。しかし、最近の研究で、同じくすりを同じ量飲んでも、飲む時刻やタイミングにより、くすりの効き方が大きく異なることがわかってきた。それは、体の中には約24時    

《目次》
●目次
第一章 時間治療とは?
第二章 生体リズムとは?
第三章 病気とくすりのリズム
第四章 くすりを飲むタイミング
第五章 これから期待される時間治療
第六章 生体リズムの発想による新しいくすり -時間薬剤の開発
第七章 生体リズム異常の治し方
●目次詳細

内容説明

同じくすりを同じ量飲んでも、飲む時刻やタイミングにより、くすりの効果は異なります。くすりの効き目は生体リズムの影響を受けるからです。発作や病気が発症しやすい「魔の時間帯」がわかっている病気を治療するときに、くすりを飲むタイミングを考慮する「時間治療」を行うことにより、くすりの有効性や安全性を高めることが可能となります。本書では、くすりをいつ、どのようなタイミングで飲めばよいのか、またそれを利用した新しい治療法にどのようなものがあるのか、具体的に紹介します。

目次

第1章 時間治療とは?
第2章 生体リズムとは?
第3章 病気とくすりのリズム
第4章 くすりを飲むタイミング
第5章 これから期待される時間治療
第6章 生体リズムの発想による新しいくすり―時間薬剤の開発
第7章 生体リズム異常の治し方

著者等紹介

吉山友二[ヨシヤマユウジ]
共立薬科大学臨床薬学教室助教授。医学博士。1982年北里大学大学院臨床薬学特論修了。同年北里大学病院薬剤部勤務。1985年北里大学薬学部病院薬局学教室(大学病院に常駐勤務)講師。1995年より現職。研究分野は臨床薬学、臨床薬理学(認定・指導薬剤師)、時間薬理学。著書は『時間薬理学』(朝倉書店、編・共著)、『薬物相互作用トップ100』(医歯薬出版、訳)、『薬と病気の本』(保健同人社、共著)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

退院した雨巫女。

9
《私-図書館》病気になった時、確かに時間によって、体調が変わる。薬を飲むタイミングって大事なのかもしれない。2019/10/24

Humbaba

4
体は一定のリズムで動いている。そのため、同じことをしたとしても、そのリズムに合うかどうかによって効果が増減する。どうせくすりを使うのならば、最も効果的なときに使用したいというのが人情であろう。生活のリズムと薬の効果を送り化しうることが、そのための第一歩となる。2013/08/17

舟江

3
薬学の先生の勧めで読んだ。病気にはなり易い時間帯があり、癌などの増殖は、夜間。その間に叩かないと、効果は薄いそうだが。現状はそうなっていない。医療制度が追い付いていない。老人にあまり長生きされても困るわけだが・・・。2016/09/01

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