機械工学基礎コース
機械工学概論―技術と産業の未来

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  • サイズ B5判/ページ数 142p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784621048467
  • NDC分類 530
  • Cコード C3353

内容説明

本書は、21世紀の我国の産業と技術の将来像について展望し、社会や国家ひいては世界を視野に入れた構想や戦略を描き、その上に立って工学・技術の発展に貢献することが期待されている、学生および若い工学者・技術者のために書かれたものである。過去30年間、工学・技術の研究・開発および実践の最前線にあり悪戦苦闘の現場にあった著者の体験的産業論・技術論であり、未来を担う若者達へ贈る、心からのエールである。

目次

1 技術と社会の変貌―ネットワークと共生
2 ニューテクノワールドの誕生―ボーダーレスとベストミックス
3 社会基盤としての「モノ作り」―豊かな社会を支え続ける日本の工学・技術
4 IT革命の悪夢と希望―日本は飛び立つことができるか
5 トップランナーの栄光と挫折、そして復活―日本の生産技術が世界を先導し続けるために
6 世界で勝ち抜き生き残るために―限界突破型研究開発16の法則
7 ヒューマンフロンティアを目指して―人機能支援工学の構築
8 環境の保全と再生:工学・技術の終りなき挑戦―エミッションフリーマニュファクチュアリングが目指すもの
9 産業技術戦略―新しい競争力の創造へ向けて
10 魅力ある工学・技術への道―未来への架け橋

著者等紹介

木内学[キウチマナブ]
1940年静岡県に生まれる。1963年東京大学工学部機械工業科卒業。1968年同大学数物系大学院機械工学専攻博士課程修了、工学博士。1968年東京大学助教授、生産技術研究所勤務、変形加工学部門担当。1980年同大学教授、引き続き同研究所勤務、同部門担当、現在に至る。著書に、「機械製作法通論、上・下」(東京大学出版会、1982)、「ロール成形」(コロナ社、1990)、「Plasticity and Modern Metal Forming Technology」(Elsevier、1989)、「生産加工の原理」(日刊工業新聞社、1998)、編書に「Semi-Solid Processing of Alloys and Composites」(日本塑性加工学会半溶融加工分科会、1994)、「Innovative Tubes and Competitive Tubular Products」(日本塑性加工学会RF分科会、2000)、その他がある
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