建設技術者の倫理と実践

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  • サイズ A5判/ページ数 108p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784621048368
  • NDC分類 510.9
  • Cコード C3051

内容説明

現代の工学分野において倫理教育はなぜ必要なのか。技術者倫理の背景を整理し、それをふまえて倫理教育の方法を具体的に提示する。実際の教室での討論材料も提供。土木工学分野の大学学部および大学院における倫理教育の初めての教科書。

目次

第1章 なぜ技術者に倫理教育が必要なのか―倫理教育の社会的背景(土木工学のパラダイムシフト―建設社会学の展開;建設産業の外部環境の変化;建設事業の執行制度と社会システムの再構成―将来構想の提示;技術者倫理教育の展開)
第2章 技術者の倫理規定の系譜と現行の倫理規定の解説(技術者倫理規定の系譜;学会倫理規定とその解説)
第3章 倫理教育の実践(アメリカにおける実践―事例教育の発展;日本における事例;大学教育における実践―事例を使ってどう討論するか)
第4章 信頼関係と技術者の行動選択―倫理教育は行為を変えるか?(信頼研究の系譜;研究方法とその結果)

著者等紹介

柴山知也[シバヤマトモヤ]
1953年、東京都文京区本郷に生まれる。1977年、東京大学工学部土木工学卒業。1985年、東京大学工学博士。東京大学助教授、Associate Professor,Asian Institute of Technologyなどを経て、現在横浜国立大学教授。主な著書 建築社会学(1996年、山海堂)、漂砂環境の創造に向けて(共編、1998年、土木学会)
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