内容説明
電気機器の設計や製造に携わる技術者は電気材料について十分の素養を身につけておかなければならない。初学者は細部の知識に目を向けるのではなく、材料に関する基本的な原理を理解し、用途ごとの材料についての最低限度の知識を身につけることが大切である。本書はこのような観点から、大学の工学部で学ぶ学生が電気材料について学習する場合の教科書・参考書として執筆したものである。本書を一読することにより、電気材料に関する基本的な事項を理解し、用途別の材料についての必要な知識を身につけることができる。
目次
1 電気材料の種類と特徴
2 物質の構造
3 導電材料
4 絶縁材料
5 半導体材料
6 磁性材料
著者等紹介
関井康雄[セキイヤスオ]
1936年生まれ。’65年東京大学大学院電気工学専攻修士課程修了。同年日立電線に入社、同社において絶縁材料の劣化の研究、および超高圧CVケーブル(架橋ポリエチレンケーブル)の開発研究に従事。同社電線研究所第一部長、主管研究長歴任。’94年千葉工業大学教授。工学博士。技術士(電気電子部門)。電気学会、静電気学会、電子情報通信学会会員。IEEE(米国電気電子学会)フェロー会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 洋書
- Targets