内容説明
本講座は初心者にとって良き入門書であると同時に、熟達した研究者には実験手法の視野を広げ新しい発想のヒントになるように配慮した新しいタイプの実験書である。第1巻から第3巻までは、多くの実験室で共通の基礎的手法であり、学部4年生あるいは修士課程の学生にとってその習得が必須であるものを扱った。第4巻以降では個々の物理実験手法の詳細を述べる。本巻は、第2巻のadvanced courseであり、実験環境における低温、磁場、圧力という三つの示強変数に対して、「超」の付く領域に関して述べられている。
目次
第1章 超強磁場(定常強磁場;パルス強磁場 ほか)
第2章 超低温(序:超低温開発;3Heクライオスタット ほか)
第3章 超高圧(マルチアンビル型高圧発生装置;ダイヤモンドアンビルセルの原理と物性研究への応用 ほか)
第4章 トピックス(圧力誘起超伝導の探索;重い電子系の超伝導と圧力効果 ほか)
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