出版社内容情報
《内容》 老いや死のしくみが解明されるのと同時に、 人間の手で、 老化の制御や死の制御もできる可能性がでてきた. 「不老」や「不死」という技術は、 逆に、 私たちの価値観を大きく変えることになるだろう. 本書では、 遺伝子からみた老化と寿命の最先端科学を紹介.
内容説明
あなたは永遠の命が欲しいですか?限りある命をどのように生きたいと思いますか?老いや死のしくみが解明されるのと同時に、人間の手で老化や死を制御できる可能性がでてきました。クローン人間や移植用臓器の製造も、夢物語ではなくなっています。そのときわたしたちは、どんな選択をせまられるでしょうか。
目次
第1章 「基礎編」ゾウリムシから人間まで―細胞の老いと寿命は?(「死の遺伝子システム」を研究するとは?;寿命は何で決まる?;細胞は永遠に分裂できるか? ほか)
第2章 「研究編」細胞寿命の切替えは遺伝子がスイッチか(三つの顔をもつ「エンドセリン」;細胞が不死化するとき;ヒトの「進化」はゆきどまり? ほか)
第3章 「未来編」生物進化と寿命の未来図、選択は(ヒトの寿命はのびているか?;あと一年生きられる確率;長寿者は突然変異種? ほか)