内容説明
きたる21世紀には、テキスト、音声、画像の混在したマルチメディア処理技術が必須となろう。1970年代までにほぼ完成したパターン認識理論は、1980年代にニューラルネットワークの研究と統合され、識別学習理論が発展した。現在、パターン認識理論が一般積極的に活かされている分野は、文字認識と音声認識の分野である。本書は統計的・構文的パターン認識論と音声情報処理、画像情報処理を中心に記述している。
目次
1 序章
2 1次元・2次元信号のディジタル処理
3 パターン情報の符号化とデータ圧縮
4 統計的パターン認識法
5 構造的パターン認識法
6 時系列・2次元パターンのマッチング法
7 音声の認識と理解
8 画像の認識と理解
9 パターン認識システムの評価法