内容説明
自然科学が細分化してゆく中で、いま改めて自然科学全体を見直そうという気運が高まっています。本書は、「物質や生命の美しさと不思議についてもっとよく知りたい」という自然科学の原点に戻って、前半では古代ギリシャからの物質探究の2500年の歴史をたどり、後半では生命のいとなみの神秘に迫ります。
目次
すべてのものはどうつくられているのか―物質探求の2500年(満天の星空を切るスプートニク;ラスコーの洞窟にて;ものをつくり出す人間の本性;文字―知識の伝達と蓄積 ほか)
生命のいとなみは化学(アルツハイマー;生きていることは化学反応;ATP;細胞膜による化学物質の輸出入 ほか)



