内容説明
情報化の基礎技術には、情報伝達の役割を担うべき通信網技術と、情報の作成・変換・蓄積の手段を提供すべき情報処理・データベース技術などがある。現在、通信網技術と情報処理技術は総合一体化されつつあり、「情報通信網」として大きく発展しようとしている。本書では、このうち主として通信網技術をとりあげ、初心者を対象にした考え方を中心に、通信網工学を理解するのに必要な基礎的知識の紹介を目的とする。
目次
1 情報通信網
2 情報量と符号化
3 通信伝送と信号解析
4 変調と多重化
5 グラフとネットワーク理論
6 通信トラフィックと待ち行列
7 通信網の信頼性設計
8 通信網の構成