内容説明
有機化学反応の実験事実を分子軌道法で説明することは可能であろうか。本書では、16の有機人名反応について、分子軌道法プログラムMOPACを用いて、反応の実験事実がどの程度説明できるかが試みられている。本書は、有機反応の実験結果の解析に分子軌道計算を使ってみたいという実験有機化学者には最適の参考書である。
目次
MOPACを用いた反応解析
Michael反応
Friedel‐Crafts反応
Grignard反応
Vilsmeier反応
Witting反応
Claisen‐Schmidt反応
Cannizzaro反応
Mannich反応
Wurtz‐Fitting反応〔ほか〕