内容説明
近代物理学の礎石を築き上げた二人―ニュートンとアインシュタインが同じ時代に生きていたら、いったいどんな議論になるのだろうか?こんな夢を実現させたのが本書である。本書は架空のアインシュタインとニュートンが出会い、相対性理論をめぐり激しい議論を繰り広げるという、実にわくわくさせるストーリー展開となっている。読者は知らず知らずの内に、この二人の会話に引き込まれていくだろう。そして案内人ハラーも大活躍。
目次
ニュートンと真理の大洋
ニュートンと絶対空間
ニュートンとの出会い
光についての対話
ニュートン、アインシュタインに会う
自然界の定数としての光の速度
事象、世界線、同時性のパラドックス
空間と時間の中の光
時間の遅れ
速いミュー粒子は長生きする
双子のパラドックス
空間の収縮
時空の驚異
空間と時間の中の質量
世界を変えた式
太陽のエネルギー
アラモゴルドの閃光
原子核に潜むエネルギー
謎の反物質
素粒子に驚嘆する
物質は崩壊するか



