内容説明
力とは何か。一見わかりきった問い掛けのようだが、物理学においては永遠のテーマである。古くは、古代ギリシャ時代に始まり、ニュートン、アインシュタインの時代においても「力」は一筋縄ではいかない代物であった。本書はそんな力にまつわる歴史を振り返りながら、現代物理学は力の本質にどこまで迫れるようになったのかをやさしく解説する。
目次
第1章 力と運動
第2章 運動法則と力
第3章 力の種類と性質
第4章 相対性理論と力
第5章 重力は時空の歪み―一般相対性理論
第6章 量子力学における「力」―相互作用
第7章 相互作用の統一理論